おや、お前さん。
このメディアサイトに興味があるのかい。
なんでも、まだ立ち上げたばかりで、読者が少なくて困ってるらしい。
まだ掲載数は少ないが、いい暇つぶしにはなるだろう。
どうだ、読んでみるかい?
ゴブリンの洞窟から始まったゲーム感想ブログ
「ゴブリンの洞窟」というと、冒険のはじまりやレベルが引くときに受けられるクエストにありがちなシチュエーションに1つだと思います。
現に、私がゴブリンの洞窟に強い印象を覚えたのは、CardWirthというゲームのチュートリアルダンジョンが、このシナリオだったからです。
groupAskが開発したフリーゲームのシステムで、誰でも自由にシナリオ編集ツールを使うことで自作のシナリオを制作し、配布して楽しむことができます。
現在では、もうWebアーカイブでしか発掘できないようなシナリオもあります。
Wikipediaによると、発売日は1998年とレトロゲームに入る部類のようです。
CardWirth 公認ファンサイト
https://cardwirth.net/
※有志によって運営中
私は、このCardWirthで遊べるシナリオにどっぷりハマった時期があり、いまも新作のシナリオが出たらダウンロードやブクマしておいて、空いた時間に遊ぶなどをしています。
CardWirth(カードワース)は自作シナリオの宝庫
お晩です〜。バーチャル編集者の雨橘(雨橘)です。
この記事は、雨橘が運営する物語好きのメディア「雨夜堂」のはじまりのきっかけは「ゴブリンの洞窟」にあるかもしれないという記事です。
前述の通り、私はこのCardWirthというフリーゲームで、ユーザーが作ったシナリオをプレイしまくって簡単な感想ブログを作っていました。
現在は、ドメインを取得し直して新しいサイトとして運営を始めることにしましたが、一部の記事は以前の個人ブログから引き継いで、掲載したいと考えています。
関連記事:CardWirth感想記事
誰でも物語をつくって公開できるという魅力
今でこそノベルゲームやフリーゲームを作れるツールは充実していると思いますが、CardWirthのシナリオ制作エディタは、基本的に無料で使えます。
さらにCardWirthシナリオの特徴としては、主役となる冒険者達の存在をどのように扱うかが、ユーザーに大きく委ねられていた気がします。
CardWirthでは、プレイヤーは6人の冒険者を作成してチームを作り、冒険者の宿に籍を置いているというふわっとした前提の設定があります。
そこから依頼を受ける→依頼をこなす→報酬を受け取り→シナリオクリア。
これが基本の流れですが、制作されるシナリオは上記のフォーマットを守る必要はなく、自由に物語を作れるという魅力がありました。
私もシナリオを作るべくエディタの勉強をして、途中まで作りかけのシナリオファイルやシナリオの欠片がたくさんあります。(完成しないあるある)
いまは、ティラノスクリプトにも挑戦をしていて、こちらは別件で簡単な診断ゲームを作って公開まで持って行けました。私の初ゲーム開発はティラノスクリプトに捧げてしまいましたね。
制作者の好みや考えがダイレクトに出るからおもしろい
それはさておき、ユーザーが作ったシナリオはどうしてこんなにおもしろいのか。
私は、制作者が好き・好みで作っているからだと感じています。
うーん、なんて凡庸な回答なのでしょうか。でも実際、そうなんだと思います。
CardWirthのシナリオは有償で配布してはいけないという決まりはなかったと思いますが、ほとんどのシナリオはフリーで公開されています。公認ギルドを運営してくれている方も有志の方です。
インディーゲームなどよりも自由に、自分の冒険宿をイメージしたものやこういうシナリオがほしいので作ったなど。創作活動の一環として、シナリオを作っているような雰囲気も感じます。
中には、本当に変なシナリオをあったり、狂っているものもあったりしますが……。それもまた面白いんですよね。
やあり私はゲームに限らず、シナリオもイラストも漫画も小説も、自分の何かを表現したい・なんか作ってみたいという想いの元で作られた物語が好きなんだと思います。
そんな小さな感想個人ブログでしたが、時を経てもう少し真面目な1メディアになるべくリニューアルしたので、私もしっかりアウトプットする場所がほしかったのかも知れません。
新しいメディアでもCardWirthは取り上げ続けたい
最初のコラムはどうしよう、と悩んでいたのですが、模しこのメディアをこれから見てくれた人が「CardWirthってなに?」となる可能性を考えて、この記事を最初に缶単位書いてみました。
今後はnoteとの使い分けを考えながら、企画系の記事などを書いていく予定です。
頑張って更新していけるように頑張ります。